アートパネルの作り方

1. 位置決め

取りたい柄の位置にパネルを置いて紙の裏にパネルの形を鉛筆で縁取ります。この時、パネルの全ての辺から最低7cmほどは余白が余るように柄を決めます。

2. 糊付け

紙に縁取った枠内全体に糊を万遍なく塗ります。刷毛で糊をなるべくほこりなどが入らないように注意しながら塗り広げます。この時、糊が少し多めがベストです。

3. オープンタイム

紙に糊を塗った状態で3~5分ほど待ちます。紙が糊の水分を吸収して伸びるものがあるので、十分に紙に糊が染み込むのを待ちます。この作業がないと完成した時によれたり、空気が入ったりして綺麗に仕上がらないことがあります。

4. パネルの表に紙を貼る

縁取った枠に沿って紙にパネルを貼ります。糊で紙が伸びている場合は、鉛筆の縁にパネルが合わないので柄には注意して貼ってください。パネルごと裏返し、紙とパネルの間に空気や糊の塊などが残らないようにヘラで外に押し出します。中心から外へ押し出すようにすると綺麗に仕上がります。

5. 残り部分を糊付け

パネルを貼った外枠、つまり紙全体に糊を万遍なく塗ります。紙全体に糊がいきわたるように刷毛で塗ります。この時も少し糊が多めがベストです。

6. オープンタイム

パネルを貼った外枠に糊を塗った状態で3~5分ほど待ちます。紙が糊の水分を吸収して伸びるものがあるので、十分に紙に糊が染み込むのを待ちます。

7. パネルの側面を貼る①対面している2辺

紙をパネルの対面の辺で二辺折ります。長辺短辺どちらでも構いませんのでやり易いほうから折ってください。紙を破れない程度にしっかり引っ張りながら手でパネルの辺を対面の辺同士で折り目を付けてください。手かヘラで余った糊を外に押し出すように折ります。

8. 切り込み・折り込み部分の作成

パネルの桟に沿って紙にハサミかカッターで切れ込みを入れて、角に折り込み部分を作ります。紙がずれないように抑えながら怪我をしないように行ってください。
次に角に2辺とも、合計4か所折り込み部分を台形の形に切ります。この台形部分を折り込みます。

9. パネルの裏側の処理

紙を破れない程度にしっかり引っ張りながら桟に沿わしてヘラで押し込んでからカッターで余った部分の紙を切り取ります。これを二辺とも行います。

10. パネルの側面を貼る②残りの2辺(折り込み部分は不要)

先ほど折った辺と違う二辺を7と同様に折ります。この時、糊が裏の紙に被り、糊が付きますので、気になる方はジョイントテープを角に貼って糊が付かないようにしてから作業を行うと良いです。糊が乾いてきた場合は随時足して下さい。

11. 切り込みを作成

パネルの桟に沿って紙にハサミかカッターで切れ込みを入れます。紙がずれないように抑えながら怪我をしないように行ってください。また、折り込み部分の作成は不要です。

12. パネルの裏の角を重ね切り

パネルの桟に紙を沿わしてヘラで押し込んで折り目を付けて下さい。その状態でパネルの裏の角を中心から対角線になるように切り込みを入れます。角を合わせるために切り込みを入れて重なっている耳を取り除きます。合計4か所の全ての角を同じようにします。

13. パネルの裏面の処理(残りの2辺)

紙を破れない程度にしっかり引っ張りながら桟に沿わしてヘラで押し込んでからカッターで余った部分の紙を切り取ります。これを二辺とも行います。残り2辺とも行います。

14. 調整して完成

角の気になるところを切って整えて、日のあたらない乾燥した場所に3日以上置いて乾燥させて完成です!